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『私のデジタル写真眼』

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2013年 07月 15日

最強伝説の捕食者・・・シオヤアブ

7月15日の午後だった。今日はオオタカ詣ででほぼ一日を消化♪
その帰り道で、手摺の上に何やら白いのが見えて・・・ワ~オ!ムシヒキアブじゃないか。。

最強伝説の捕食者・・・シオヤアブ_a0031821_219034.jpg
尾っぽの白い毛束が目立ちます。
シオヤアブのオスでした。
双翅目(ハエ目)ムシヒキアブ科。

翅の付け根のちょっと後ろに、黄色い丸い玉が見えますか? 
これが平均棍という、後翅が退化して飛行時のバランスを司ると言われるものです。
今までこの平均棍が良く分かる画がなかなか上手く撮れていなかったんですが、
今回偶々ですが、良く分かるので採用しました。

こういった毛むくじゃらの昆虫ですが、マクロ的に撮って、こういう毛の一本一本がクッキリ撮れてるとうれしいという・・・蝶も蜻蛉もみんなそうなんだわ♪
昆虫撮りの原動力って・・・単純なんだよな~(^_^;)
イヤでも各部位の形の面白さとか、いろいろあるんだけどね・・・・マ、面白ければそれで良し!って事でして♪

昆虫撮り、網で獲るんじゃなくてさ、レンズを通して撮るんだよ。これが面白いって事!♪
獲っちゃだめなんだぜ!! 特別な許可がある以外はね。 撮るだけよ~♪

シオヤアブって、ムシヒキアブの中でもゴルゴ13とか、史上最強、最驚、最凶、獰猛なハンター・・・ナンテ事で有名なアブちゃん(^_^;)
こんな姿勢から突然スクランブル発進して・・・
他の昆虫を捉まえて体液を吸取ってしまう超攻撃的昆虫界の暗殺者だなんて・・・(^_^;)
あの恐ろしいオニヤンマもなんのことはない、このアブにはお手上げらしいぞ・・・。
背中の大きな膨らみは、翼駆動用強力ターボ内臓エンジンって感じで、これが誰にも負けない飛行能力の元みたいな。。。

でもこうやってソッと近付いてマクロ的撮影を許してくれる優しい性格の持ち主??・・・エ~っ!
そうなんですよ、レンズフードに触りそうに近いんです(^_^;)
この後、ウルセーヤツ!とばかり、ブ~ンと大きな羽音を立てて飛び出して・・・
どうやら怒られちゃったみたい(^_^;)

FZ200 1/125 F2.8 ISO125 ー0.3EV 手持ち

追伸:
オオタカについては、今日かなり成長著しい幼鳥三羽の様子が撮影出来たんですが、
只今膨大な枚数と格闘中につき・・・本日の更新は間に合わず・・・
整理がついたらですが、明日から掲載する予定です。

by sdknz610 | 2013-07-15 22:15 | 虻・ハエ類 | Trackback | Comments(4)
Commented by kimiko_shibata1 at 2013-07-15 23:33
去年知った昆虫です。
まるで戦闘要員ですよね。
それをここまでアップで写すとスゴイ!!
宮崎駿さんはこのような姿から登場人物をえがいているような気がします。
オオタカ、無事に過ごしていますね。
Commented by sdknz610 at 2013-07-16 06:06
>shibata1さん、おはようございます。ご存知でしたね。かっこいい突撃隊員風で
ジッと獲物を待つ!これですね鳥撮りも・・・♪
嵌るとてで触れそうに近くで動きませんので・・・(^_^;)
人間の考えるより、自然界には一杯ヒントがあると思いますね。
昆虫の顔なんて、恐ろしいものが多い!傑作ばかりですよね。
オオタカ幼鳥が3羽、元気でした。カメラの砲列が20台!だんだん増えているそうで・・・
私は今期初でしたが・・・♪
Commented at 2013-07-16 06:43
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by sdknz610 at 2013-07-16 21:05
カギコメさん、ありがとうございます。エライ事に・・・来年が心配ですね。
オオタカ幼鳥達元気ですよ♪
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