人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『私のデジタル写真眼』

sdknz610.exblog.jp
ブログトップ
2007年 09月 09日

尾瀬ヶ原紀行(10) 貴重な蝶に接近遭遇したが・・・姫黄斑日陰

尾瀬ヶ原と別れを告げ、山の鼻から鳩待峠へ。今度は3.3kmを200m登ることになるのですが、
ハア、ハアと息が荒くなって・・・・、ズーっと同じペースでは登れないですね~・・・(^^;
それも風が無くて、暑いのです!汗が噴出すのです・・・・。フ~・・・・♪
休み休み・・・。追い抜かれたり、追いついたり・・・。
アレっ、何だ、平均すると登りのスピードは私だけが遅い!ということも無さそうだぜ・・・♪
そんな時にこの蝶と出会ったのです。8月26日、13:38。
尾瀬ヶ原紀行(10) 貴重な蝶に接近遭遇したが・・・姫黄斑日陰_a0031821_340448.jpg

目の前の木道の階段をこっちにおいでよ!なんて感じでちょっと飛んでは又ジッとして、を
繰り返すので撮らざるを得ないのですよ♪
と言う事は、そこで、歩くのを止めて休むことになるのです♪ 一息入れられてラッキ~♪

そう、去年はここの登りがキツかったのです。
下りで既に膝に違和感があって、しかしそのままエーイ、行っちゃうぞと、尾瀬ヶ原に入ったのですが・・・、
案の定、途中で更に痛みが勃発して、牛首近くまで行ったのですが引き返すことにして・・・、
そうこうしてる内に小雨が・・・(^^:
そしてこの登り、普通ならキツイことは無いそうですが・・・、イヤ、キツかったな~♪

今回は去年とは全然違って、快調!と言っていいかな? 
膝とか足回りは何とも無かったのです♪
只、心臓はバクバク!息が上がる!というのは仕方無いか・・・・♪ 
心肺機能が貧弱なのは生まれつき!・・・心臓に毛は生えていないし・・・・♪

この蝶、後で調べると、ヒメキマダラヒカゲでした。タテハチョウ科ジャノメチョウ亜科とか。
見た時は、ジャノメチョウの仲間だ、までは分かるにしても、ヤマキマダラヒカゲとは違うし、
未だ見たことの無い模様だったので、何だろう?と思いながら、
兎に角ほんの僅かなチャンスだったのですが撮れて良かった~♪
尾瀬ヶ原紀行(10) 貴重な蝶に接近遭遇したが・・・姫黄斑日陰_a0031821_3485051.jpg

尾瀬ヶ原紀行(10) 貴重な蝶に接近遭遇したが・・・姫黄斑日陰_a0031821_3491519.jpg

尾瀬ヶ原紀行(10) 貴重な蝶に接近遭遇したが・・・姫黄斑日陰_a0031821_349383.jpg

尾瀬ヶ原紀行(10) 貴重な蝶に接近遭遇したが・・・姫黄斑日陰_a0031821_35046.jpg

尾瀬ヶ原紀行(10) 貴重な蝶に接近遭遇したが・・・姫黄斑日陰_a0031821_3502619.jpg

Nikon D200/AF-S VR Micro Nikkor 105mm 1:2.8G ED

2回ほど近寄ると逃げられてを繰り返し、木道の脇の笹に止まったのを見届けて、
慎重に近づいて・・・、やっと翅を開いたのと閉じたのが撮れたのですが、もうちょっとしっかり
撮らねばと思っても、この後はもうチャンスが無くて・・・・。

この蝶、割と色が薄いな~・・・。元々なのか、麟粉が大分飛んでしまった末期なのか・・・。
ちょっと翅も傷んでいるし・・・。

平地では見ることは無いようですね。意外に会うのは難しいという話もあって、マア、ラッキ~でしたね♪
ここは標高1500mのところで、木道の脇は笹が生い茂っていました。
この蝶の幼虫はササが食材とか・・・。
しかし、薄暗いところで絞れないし、SSも稼げずでピリっとした画でないのは残念なり・・・。
今回のは、全て生のまま。トリミング無しです。
来年はリベンジだ!なんてね・・・♪

★ヒメキマダラヒカゲ、如何でしたか?
  明日も蝶さんが登場します。
尾瀬ヶ原紀行(10) 貴重な蝶に接近遭遇したが・・・姫黄斑日陰_a0031821_153618.gif←ワンクリック!どうぞよろしくね♪

by sdknz610 | 2007-09-09 04:01 | 尾瀬 | Trackback | Comments(10)
Commented by kimiko_shibata1 at 2007-09-09 10:06
ヒメキマダラヒカゲ、お姫様ですね。
でも苦難を乗り越え、がんばったのですね。
貴重な写真を拝見しました。
Commented by sdknz610 at 2007-09-09 14:14
>shibata1さん、お姫様!そうですね~・・・、淡いオシャレな衣装を着ていましたが、
かなりズタボロになっていて・・・、一生懸命生きて来た証でしょうね。
たった一頭!この時しか見なかったですから、
私にとってはスゴイ珍しい蝶さんだったということで、ウレシイんですが。
Commented by asitano_kaze at 2007-09-09 18:53
山で出会うチョウは、撮れればほんとに幸運ですね。
下界のチョウと比べて飛翔力があるような気がするのですが。
確かに羽も傷んでいるし麟粉もとれていそうです。
それはそれだけ頑張って生きてきた証拠だと思います。
鮮やかな笹の緑。いい所にとまっていますね。
Commented by sdknz610 at 2007-09-09 20:16
>asitano_kazeさん、こんばんは。
そうですよね~・・・。花があって飛んで来る蝶を待つのと違って、
日陰を好むこういう蝶は花なんか関係なく山道で突然出現しますから、
逃さず撮るのは幸運が味方してくれないと、なかなかですね。
マクロを付けたD200は、重いんですが前にぶら下げて、
電源スイッチはOFFにしているんですが、直ぐON出来る様に
人差し指を電源スイッチに掛けていますよ・・・♪
なかなか完全形の蝶さんはいませんね。特にこの時期は・・・。
ファインダーを見ながら、がんばったんだね!と声を掛けたくなっちゃいます♪
Commented by tanuki_oyaji at 2007-09-09 21:32
こんばんは~~♪
翅の周りに並んだ紋様が綺麗です。
苦労して登った甲斐あって出会えた喜びはひとしおですね。
Commented by sdknz610 at 2007-09-09 21:57
>tanuki_oyajiさん、どうもありがとうございます!
初見初撮りはうれしいものですね。
特にこれに会いたい!ということでは無くて、出会ったものをそのまま撮る、
だけなんですが・・・♪
偶然の産物なので、歩留まりは良くないと思います・・・♪
重力に逆らうのには閉口します。
登り下りのエスカレータが無いかな・・・なんて考えながら歩いてますよ♪
しかし、虫や花に会えるから何とか行けちゃうみたいですね♪
Commented by brue-nile at 2007-09-09 23:06
ヒメキマダラヒカゲさんをゲット、
やりましたね~本当におめでとうございます。

わたしが撮った、ヒカゲチョウさんとは雲泥の差、
この子は綺麗で…色彩も斑模様も素敵です…
でも、東京では遇うのは不可能、、凄く羨ましいです。

ところで、先のコメントの「アオイトトンボ」さんですが、
わたしが撮ったのは「オオアオイトトンボ」さんでした。
間違えてしまって、本当にご免なさい…m(__)m

それから、「ベニバナサワギキョウ」は、
昨年UPしてあるんです…カエルちゃんと一緒にね!
Commented by goldpony767 at 2007-09-10 02:15
ヒメキマダラも渋い蝶ですね。
なかなか写真に取れないところを頑張られましたね。
Commented by sdknz610 at 2007-09-10 08:30
>ナイルさん、お忙しいのに何時もありがとうございます!
ヒメキマダラヒカゲだったとは、後でビックリでした♪
クロヒカゲなんかは沢山見ましたが、この子は意外に会えないらしくて・・。
オオアオイト・・、再見しました♪ 去年の10月5日だったんですね。
スゴイマクロなのであらためて感心しました!
これだけ撮れるナイル写真術は只者ではないですね♪

ベニバナ・・・、これも・・・♪ 金色のアマガエルはかすかに覚えていましたが
ベニバナ・・・の方は、まさか!でしたよ♪ 
しかし東京で咲いていたなんて、ネ~・・・。
これ尾瀬で咲いていたらきっと大人気間違いなし!・・かな♪
どうもありがとうございました!
Commented by sdknz610 at 2007-09-10 08:33
>goldpony767さん、おはようございます。
ほとんどマグレの出会いでした♪
こういうことがあるので、カメラを握ったまま山を歩く、なんてことに
なっちゃうんです・・・♪
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< 尾瀬ヶ原紀行(11) 最終回で...      尾瀬ヶ原紀行(9) カルガモ親... >>