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『私のデジタル写真眼』

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2009年 08月 29日

月齢8.0・・・上弦の月は欠け際の光りと影が見事だ

1.
2009.8.28・・・昨日でしたが、午後3時頃から車を運転していても南東の空をキョロキョロ。
するともう薄っすらと晴れ間から半欠けの月が見えて・・・このまま晴れてくれれば又、上弦の月を撮れると、イチローの散歩から家に帰ったら早速器材を準備。
しかしだんだん高層の雲が張り出して来て、晴れ間が無くなっちゃう・・・
こりゃ今日はダメかな?と・・・諦め掛けていたら、
それが何時の間にか抜けるような空になり・・・大チャンス到来となったのです!
(前回の上弦の月は、7月30日の記事に。あの時は月齢7.43です)

天文ソフトで確認すると南中時刻が18:10分で、この時刻だと未だ空は明るい。
青空に白っぽい上弦の月だ。

どんな風に撮れるものなのか・・・初めての経験。
月齢8.0・・・上弦の月は欠け際の光りと影が見事だ_a0031821_13501884.jpg
18:17だった。月齢は8.0・・・将に上弦の月だ。クロップ無し。
ブルーの空に浮かぶ半分欠けた月・・・。これはイイ♪

2.
月齢8.0・・・上弦の月は欠け際の光りと影が見事だ_a0031821_13521669.jpg
そうこうしている内に時は進み、あれこれ試していたら50枚ほどシャッターを切っていた・・・。
これは、19:16だった。クロップしてます。

この後更に撮り続けて150枚程。だけど・・・使えるものは少なくて、デリートが忙しい(涙)

雲が・・・次から次へと流れて来て、なかなかパっとしないのが(涙)もの・・・。
しかも、軽い靄も取れずで、撮影条件としては60点行かない感じ。
これからどんどん地平線に向かって行くので、空気の揺れも酷くなるばかりで、シーイングが悪いね。

だからシャッタースピードは1/80以上でないとクレータの縁がピリッとしなくなる・・・。
絞りは開放で6.7位でいじり様が無いので、ISOをあれこれ変えてみる。
本当は出来るだけ低く抑えたいんだけど、抑え過ぎだと暗い画面になって、却って画質はダメになる。
ISO800~1000が丁度いいバランスのようだ。

多寡が月・・・されど月・・・。
キチンとキレイに撮るのは至難の技なのがやっと分かって来た・・・。
修行しないとアカンな~・・・。

これから空気の澄む(筈なんだけど・・・)秋に期待しよう。より高画質の月を求めて・・・。
空気さえキレイなら・・・やってやろうじゃないか!・・・なんてね♪

上弦の月は、何時もだけど、やっぱり明暗境界線付近のクレータが最もダイナミックに見られる恰好の月齢ではなかろうか!
下弦の月と合わせて・・・プラスマイナス2日の間には是非撮っておきたいんだけど、
これがお天気任せで如何ともし難いのが更なる挑戦意欲の源泉なのかもしれない。

3.
月の動きには秤動というものがあって、同じ月齢でも見え方は同じではない。
掛け際のクレータも見えたり見えなかったりするので、分かる名前の内代表的なものをメモしておく。
ATLAS OF THE MOON頼りに首っ引きで調べるんだけど・・・何だかネ~疲れるな♪
月齢8.0・・・上弦の月は欠け際の光りと影が見事だ_a0031821_1416141.jpg


☆BORG 77EDⅡ ×1.4テレコン ミニマイクロフォーカス使用 直焦点 
  Nikon D300 (35mm換算で1000mm相当)

by sdknz610 | 2009-08-29 14:33 | 天体写真蔵 | Trackback


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