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『私のデジタル写真眼』

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2014年 06月 23日

昆虫界最強伝説・・・ムシヒキアブと出会い頭♪

梅雨の合間の曇り空・・・そろそろ何か昆虫でもと、105mmのマイクロレンズを装着したNIKON D7100で
朝の散歩に出掛けてみる。
6月21日、午前10時になろうかと言う時だった。何時ものイオンモールの植栽を縫うコースで、葉っぱに止まってるアブを発見!
ムシヒキアブ!じゃん♪ 久し振りだぜ!
これはもう飛ばれる前に撮らなくっちゃと内心大いに焦りながら(^_^;)・・・
何とか接近したいと、ソロリソロリと近付く。緊張する場面だ。
途中、何枚か保険として撮っておく。
一番撮りたいのが複眼のダイヤモンド構造なんだけど、何しろ手持ちだし・・・手が震える(^_^;)
何とか手ブレ補正のお陰で・・・以下、ご笑覧下さい。

但し・・・虫のドアップが苦手な方がいらっしゃいましたら、これ以下はスクロールしない方がいいかもですm(__)m

1.
先ずはトリミング無しの全身像です。
昆虫界最強伝説・・・ムシヒキアブと出会い頭♪_a0031821_11434686.jpg
ホントはもっと正面顔も撮りたかったな~・・・廻り込めない状況だったので、横からだけになります・・・。
基本、このアブはその異様にカッコウイイ?♪・・・シルエットが好き!なのであります。

2.
ここから、各部位を拡大した画像をご紹介。
昆虫界最強伝説・・・ムシヒキアブと出会い頭♪_a0031821_11473392.jpg
昆虫界最強伝説!♪
そのスピード!パワー!の源泉は・・・この肩の盛り上がりを見ると成程!と思いますね。
翼を煽る強力なエンジンとも言うべき、筋肉の塊がこの中に潜んでいるげな♪
これで近付く虫をアッと言う間のスクランブルで捕らえて、重い昆虫も軽々と抱えて攫ってしまう・・・
他の昆虫にとっては最強、最凶のハンターですよね。

3.
平均棍
昆虫界最強伝説・・・ムシヒキアブと出会い頭♪_a0031821_11585928.jpg

画面中央、ポチっと黄色っぽく見える、何に例えたらいいのか分かりませんが・・・マラカス?的なのが平均棍・・・♪

ムシヒキアブ(虫引虻、虫挽き虻等・・・) 双翅目(ハエ目) ムシヒキアブ科
ハエ目の特徴として、翅が左右一枚ずつの都合二枚!
一般的に昆虫には前後二枚ずつの四枚翅というのが普通ですが、この種はそうではなく・・・
後ろの翅が退化して平均棍というものになってます。飛行時のバランスを取る為の機構みたいです。

4.
剛毛の生えた脚!
昆虫界最強伝説・・・ムシヒキアブと出会い頭♪_a0031821_1255089.jpg
毛もくじゃらの体ですが、この脚にも剛毛が・・・防護用なんでしょうが・・・
これぞ最強のプレデター(捕食者)を彷彿とさせるには十分な外観となりますね♪

5.
複眼ですが・・・
昆虫界最強伝説・・・ムシヒキアブと出会い頭♪_a0031821_1294955.jpg
こういう昆虫と出会うと、後は単純明快♪! 
複眼を如何に撮るか? ダイヤモンド構造を捉えられるか?に興味が集中してしまいます(^_^;)
これも原画ではダイヤモンド構造が分かるんですが、ちょっと見辛いですね・・・。

6.
複眼部を拡大してみましょう!
昆虫界最強伝説・・・ムシヒキアブと出会い頭♪_a0031821_12125614.jpg
これです!
ビッシリと表面を埋め尽くす超微小レンズの集合体!
何とかピンが来ていた様で、規則正しい配列の様子が分かります。

7.
モアレが出てます・・・
昆虫界最強伝説・・・ムシヒキアブと出会い頭♪_a0031821_1215334.jpg
違うコマを同様に拡大してます。
これは、微妙なピントのズレですが、複眼表面に所謂モアレが発生してましたので、参考にアップしてみました。
NIKON D7100ですが、こういう超微小の規則正しい模様では流石にモアレが出ちゃいました!♪
って、初めての経験ですが。
普通こういモアレが出るシ~ンって殆ど無いんだと思いますね・・・。極めて特殊な条件で、という事でしょう。

このところ、お天気次第の処置無し状態であちこち出ておりませんが、朝の散歩はボチボチと。
昆虫狙いがメインなので105mmマイクロレンズの出番が多くなってます。

虫も花も・・・色々撮り貯めているので、その中からご紹介して行こうかと思っています・・・。

by sdknz610 | 2014-06-23 17:00 | 虻・ハエ類 | Trackback | Comments(0)
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