シオカラトンボが蜂を食う!!
ムギワラトンボと言われるメスが、ムシャムシャと強力な牙で噛み砕いている様は将に最強の捕食者といった感じでして、
トンボって意外にコエ~!!なんて思いながら、レンズフードに触りそうな近くでせっせとシャッター切ってましたけど(^_^;)
食べるのに夢中なこの子にはまるで無視されてたよ♪
1.
日が射し始めたので、撮影に出掛けようと外に出て車に近付いたその時、
目の前を何かをブラ下げたトンボが横切った!!
?と思って行き先は?と見ていたら、直ぐ傍のベランダの手すりに止まったのさ。
あちゃー!撮らなくっちゃと、バッグからマクロレンズを付けていたE-M10を引っ張り出して、飛ばれる前に証拠写真をと焦る(^_^;)
獲物は?・・・パッと見、種名は分からないんだけど、ハチみたいだった。
2.
どうやら直ぐには飛びそうもない様子なので、更にカメラを近くへとにじり寄る。
ムギワラトンボにしては黄色味が少ないかな?と思うんですが、
尾先の所謂第8節の形状を見ると、シオカラトンボのメス、第1節と第2節の膨らみの様子からもメス!と判断。
3.
トンボの顔をと、少しずつ正面側へ回り込みながらシャッターを切り続けた。
4.
この強力無比な牙!カニ挟み!♪
顔の左上辺りに見えるのは・・・ダニ系がへばり付いているんではなかろうか?と思うんですが・・・。
個眼の集合体の複眼を!というのも目的でダイヤモンド構造をクッキリ撮れたかな?♪
複眼の表面に点刻風にポツポツと凹みがありますね。幾多の危機を潜り抜けて来た歴戦の女性兵士の傷の跡なのか・・・。
複眼って意外に柔らかいのかな?触った事無くて分からないんだけど・・・。
5.
ムシャムシャ!♪
厳しい弱肉強食の世界を垣間見た思いだ。
蜂の体の中はかなり柔らかなコラーゲンの塊みたいな様子が見えた。
食事中を超接近撮影出来たのは千載一遇のチャンスだった。
それにしてもトンボの正面顔って・・・複雑怪奇!♪
アニメの世界の怪獣など及びもつかない大自然の造形の妙をあらためて感じた。
8月30日 自宅にて
OLYMPUS E-M10
ZUIKO 60mm F2.8 MACRO
手持ち
トリミングあります。