鮭が遡上叶わず・・・大堰の下流にて命を全うした様を撮る機会があったので、その時の一部始終を記録しておく。
ファインダー覗きながら・・・哀悼、慟哭、鎮魂・・・どんな言葉も不要だ・・・そして合掌m(__)m
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ミサゴ待ちしてたんだけど、バシャ!という水音がして・・・
見れば大きな鮭が岸辺で体を捩る様にもがいている!
場所を移動して近付いてみた。
どうやら産卵を終えて最後の時が来ている様に見えた。
大きく口を開けてもがく様は、将に命の灯が消えなんとする瞬間が近付いている様だった・・・。
何時かTVで見た記憶があるが、実際に目の前で見ると・・・感動だったな。
命!そのもの・・・生きようとする力をこういう最後の時にあらためて感じる瞬間だった。
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残された最後の力を振り絞る・・・。
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11月17日
12:04~12:13までの短い時間だったが、ラストの画では既に全く動きが止まっていた。
岸辺のザラ瀬に流れ着いた大きな鮭だった。
魚道を遡上する鮭が今はピークなんだと思うけど、こうして上流に行く事叶わず堰の下で産卵して
命を全うする鮭もいるんだね。
ほんとうに体は皮が剥けてボロボロだった。何と言う凄まじい大自然の掟なんだろう・・・。
命の尊さといった事を実感せざるを得ない貴重な体験と言うべきか・・・イヤもう言葉は無力なのだ・・・。
鮭の最期を見守る事が出来て・・・合掌m(__)m