2005年7月9日:壬生屯所 八木邸
ここで頂いた抹茶の苦味ばしった美味しさと、大納言小豆の屯所餅も旨かった♪
仕事で京都出張の折、壬生屯所跡を見学する機会があった。
所謂、新撰組発足の地である。新撰組といえば近藤勇の名前を思い出す位で、
もともと日本史には疎いので、殆ど何も先入観無し状態でここ八木邸に入り、
座敷に正座して、説明員の方から、特に芹沢鴨が土方歳三らによって暗殺された
その夜の出来事をリアルな語り口で聞かせてもらったのは実に新鮮な驚きであった。
鴨居に残る、刀の喰い込んだ跡にそっと触ってみたり・・・。
今は天井に残っていた血飛沫も消えているが、それは凄まじい血の跡だったそうな・・・。
土方歳三が起草したという新撰組局中御法度もその苛烈さで有名・・・。
一、士道にそむくまじきこと
一、局を脱するをゆるさず
一、勝手に金策をいたすべからず
一、勝手に訴訟取り扱うべからず
一、私の闘争をゆるさず
右にそむく者は切腹を申しつける
というものだが、これに真っ向から違反したのが誰あろう、新撰組のCEO(!)たる
芹沢 鴨だったから何をか況や!鴨は頭の良かった武士階級のエリートだったようだが
酒と女に全くだらしがなく、そのために命を狙われる羽目になったのだが・・・。
(と、これは当日聞いた話・・・)
『誠』もいい字だ!
それから彼らの制服(!)の袖口のギザギザ三角模様のデザインが新鮮!
あれは誰がデザインしたのだろうか?
新撰組の近藤勇、土方歳三、沖田総司など如何にも武士!を連想させるいい名前!
とは言え、彼らは新撰組に入ることで、武士と同等の扱いを受けられた、ということで
元々は浪人というか世襲の武士ではなかったそうな。
以上、旅の思い出・・・。 何だか日本史に興味が出てきたぞ・・・♪
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