暑くなって来ました。この時期生まれて一月程経った大鷹の幼鳥達、今は何しろ飛ぶ事!親から貰った餌をちゃんと残さず食べる!水浴びして害虫を駆除!とか・・・、
間も無く一人立ちする為に毎日が学習!の連続なんですよね。
里山の食物連鎖の頂点に君臨するオオタカは・・・自分より速い、大きく重い獲物も狩る、トンビとはちょっと違う究極の肉食ハンター!
その為にあらゆる状況に対処出来る飛翔能力に磨きを掛けるのは、生き抜くためには必須の大事な時期って事だと思います。
それも学習と言っても、親から手ほどきを受けると言う事ではなく、本能と言えばそれまでですが、
全て自分でやるというか・・・やってみてダメなら自ら修正するというか・・・それは驚異です!♪
そんな鷹の生き様の中でもこの時期が如何に大事な時なのか・・・
季節の節目の言葉として、二十四節気がありますが、それを細分化したほぼ五日毎に七十二候というのがあって、
小暑の中に「鷹乃学習」というのがあります・・・「たかすなわちわざをならう」
そしてこの後、処暑の中に「鷹乃祭鳥」というのがあります。「たかとりをならべてたべる」という節目が来ます。
これは昔から鷹という猛禽に一目置いて来たから、鷹の動向は季節のシグナルとして重要だったのだと思います。
鷹を使って狩りをして、御し難いものを制御するという意味の他、貴族の食を提供するというのは、
鷹匠によって受け継がれて来た伝統の技だと思いますが、
そんなオオタカの成長を全くの自然のままの状態で目の前で見られるので、
その迫力ある、猛禽の最大の武器でもある、「翼」を色々な状況下で撮ってみたい、撮り貯めたいと思うのであります。
幼鳥とは言え広げた翼は大きくて、カッコイイですね~♪
これはかなりオープンスペースに止まってくれたので、ほぼ真下になる位置から翼を広げる所をと、狙っていたんですが、
飛び出しか?と思ったら、ちょっと向きを変えようと翼をパッと広げたところでした。
こういう瞬間にシャッターボタンを押しちゃう!・・・癖がついてるみたいで(^_^;)
台風一過、未だ様子見に行けてないんですが、20日以降どうやらやっと晴れ間が出そうで、忙しくなりそう。