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『私のデジタル写真眼』

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2015年 10月 20日

月齢6.1を標高1600mで撮ると・・・

10月19日、又標高1600mの高ボッチに行って来た。
勿論、狙いは諏訪湖越しの富士山なんだけど、天気予報を仔細に調べて、
これならと・・・ノコノコ出掛けたのに・・・ア~(-_-;)何というアンラッキー(泣)
又もや富士山の秀麗なシルエットはお預けという結果に・・・。
これで諏訪湖越しの富士山は、1勝6敗という事になってしまったのサ(笑)

その替り・・・でも無いんだけど・・・月を撮ろう!と・・・
大気の分厚いフィルターの悪影響が少なくなる筈の標高の高い山で撮ってみたらどうなのか?
今回は未だ上弦の月になる前の6.1という月齢を狙ってみようと天体望遠鏡を持って行ったので
何とか目的の半分はクリアー出来た様な♪

月の正中時刻は16:39で、日没が17:21という事なので、未だ日の入り前の明るい空にこの月が見える。

1.
それまで見事な快晴だったのが、急に雲が湧き出して、アレレ!こりゃ拙い!
何とか流れる雲の隙間から見えるのを焦って撮ったのがコレ。
16:21
月齢6.1を標高1600mで撮ると・・・_a0031821_1711934.jpg


2.
30分程で、上空の雲が消え、高層の薄い靄は少し残るものの非常にクリアーな月だった。
17:10
月齢6.1を標高1600mで撮ると・・・_a0031821_17115382.jpg


3.
昨日より更にクレータ銀座が賑やかになって来た。トリミングで拡大してみる。
月齢6.1を標高1600mで撮ると・・・_a0031821_1715824.jpg


4.
月齢6.1を標高1600mで撮ると・・・_a0031821_1716185.jpg


5.
月齢6.1を標高1600mで撮ると・・・_a0031821_17164596.jpg


こういうクリアーな月が撮れるのはやはり高地ならでは、だと・・・あらためて実感した。
平地でシーイングの悪い時に撮って何でこんなにボケるのか?等と器材の性能を疑うのは早計かもね。
空気の揺らぎの悪影響は想像以上なのだ。
これからも出来るだけ天体望遠鏡は持って行こうと思った。

2015.10.19 長野県塩尻市高ボッチ高原にて
BLANCA 80EDT
NIKON1 V3

富士山の方は・・・甲府盆地の濃い靄が結局どうしても晴れず、更に夜になって高ボッチは濃い霧に包まれて
視界3m以下位のホワイトワールドに(^-^;  こうなると車中でふて寝って事に(笑)

結局、朝になっても霧は晴れず、イメージしていたシ~ンは悉くご破算と言う始末になってしまった。
来ていたカメラマンは大阪、和歌山、等遠方からの方ばっかし! 後、関東一円の県外車(^-^;
地元長野県ナンバーの車は無かった様な♪
そりゃそうか・・・地元の人はこの天気状況では撮影には来ないよな♪

マア、今回は前回とはちょっと違うポイントで色々確認出来たのが良かったというロケハンだったか(^-^;

それにしても歩留まりが悪い高ボッチは手強いな・・・
11月末迄後何回行けるか? 
これからが年間でもベストシーズンになるとの事なのでもうちょっと頑張ってみようと決意をあらたにしたのサ♪

by sdknz610 | 2015-10-20 18:00 | 天体写真蔵 | Trackback | Comments(0)
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