人気ブログランキング | 話題のタグを見る

『私のデジタル写真眼』

sdknz610.exblog.jp
ブログトップ
2017年 01月 14日

首切り螽斯(クビキリギス)の鮮烈な緑色!♪

真冬にキリギリスとはこれ如何に!だった(;´・ω・)
首切り螽斯(クビキリギス)の鮮烈な緑色!♪_a0031821_1119587.jpg
2017.1.12 間もなく10時になろうかという時だった。
三毳山の中岳からフラワートレインの道をボチボチと歩いて下っていて、程なく東入口が近くなって来た時、
道の真ん中にイヤに緑が鮮烈な葉っぱ?じゃないよな・・・何だろう?と近づいてみれば、アレっ? バッタかよ!
キリギリスに似てるな~・・・でもちょっと大きめで・・・何という名のバッタかはよく分からん(;´・ω・)
取り敢えず証拠写真と思って・・・持ってるのは1NIKKOR70-300mmという超望遠級のズームだけ。
35mm版換算では189mm~810mm相当になる。
ただこのレンズ意外に近接能力は高く、最短撮影距離は確か1m!というモンスターレンズ♪
テレマクロ的にも撮れる万能選手なのよ。

で、このバッタをちょっとズームアウトして500mm相当位で撮っている。

この時刻では未だ太陽の高さはそれ程でもなく、丁度斜光線で道路が照らされて、徐々に暖められていたのかな?
ジッとして動く気配は無く、アレ?死んでる?と思ってよく見れば
非常にユックリだけど、足は動いていて、アンテナも動かしていて、生きてる~(^_-)-☆

あ~それにしてもこんな真冬にバッタとはこれ如何に?だったな(;´・ω・)
家で良く調べてみたら首切り螽斯だった! クビキリギス! 初めて見るバッタだ♪ 
褐色系もいるという事なんだけど、このキレイな緑色の鮮やかさと言ったらそりゃあモウ♪ 朝日で余計輝いていたげな♪

バッタ目キリギリス科
ジャポニカでは無いけれど、関東以西から南西諸島まで。日本固有種みたいだ。
林縁の草地等に生息し、基本夜行性。なので今回朝に見れたのは奇跡的だったかも(;´・ω・)
本来の生息環境で目視される事は稀で、夏などに灯火に飛来したのを見る事が普通らしい。
植物系が主の雑食性。強力な顎で昆虫等も獲るらしい。

2.
首切り螽斯(クビキリギス)の鮮烈な緑色!♪_a0031821_11402398.jpg
こんな場合、色んな角度から撮る様にしてる。後で同定するのに役立つからね。

3.
首切り螽斯(クビキリギス)の鮮烈な緑色!♪_a0031821_11432511.jpg
口が赤っぽいけど、ここに強力な顎があって一旦食い付くと離れず胴体を引っ張ると首が捥げちゃう!らしく
首切りという名前の由来になってるみたいだ(;´・ω・)
バッタについては殆ど何も知らないんだけど、調べるとマア面白い!ですね~・・・
みなさんも是非!先ずはクビキリから調べを進めてみて下さい(笑)

4.
首切り螽斯(クビキリギス)の鮮烈な緑色!♪_a0031821_1147629.jpg


5.
首切り螽斯(クビキリギス)の鮮烈な緑色!♪_a0031821_11472666.jpg

このままだとフラワートレンが来て轢かれちゃう可能性があるので、この後ソッと道脇に移動しておきました(ホっ!)

この子はこのまま越冬するんだろうな。
でもね~この時期にバッタを見る事は殆どあり得ない事だと思っていたから将に想定外のビックリポン!だったわ♪

三毳山、行けばきっと何かが起きる! 油断出来ませんですよ。
近場にこんな大自然の宝庫があるというのも幸せってもんだな♪

by sdknz610 | 2017-01-14 15:00 | 昆虫全般 | Trackback | Comments(0)
名前
URL
削除用パスワード

※このブログはコメント承認制を適用しています。ブログの持ち主が承認するまでコメントは表示されません。



<< 足利市・虚空蔵尊繭玉祭り      ルリビタキのオスにバッタリ出会... >>