月齢7.1 上弦の月を
このところお天気の条件が良ければ、出来るだけ月を撮る事にしてる(^^;
これは7月17日 19:16だった。
これでも高層の薄い雲が掛かっていて、完璧な晴天では無かったけれど・・・。
北半球を大きくしてみる。
赤道中心に。
南半球を拡大。
月面には、直径100km以上のクレータが234個あるんだって!
もちろん、月の裏側は入れず、こっち側だけでだよ・・・。
で、直径1km以上となるとおよそ30万個あるそうな(^^;
こういう写真で見えるクレータの殆どは名前がついてます。
月を撮ると欠かせないのが月面地図♪
ATLAS OF THE MOONで
気になるクレータを調べるんだけど、
例えば・・・
上の画で示した「Rosse」ロッスという小さめなクレータが
「神酒の海」にポツンとあるんだけど、
この美しい円形のクレータは直径12km、深さ2420mというもの。
12kmというのは・・・家から多々良沼までの片道の距離か♪
BLANCA 80EDTにLUMIX GX7MkⅢを装着。
960mm相当の望遠撮影。
これ以下の小さいクレータも多数撮れているが、望遠レンズの解像具合を測るにはこうした画像も参考になるね。
上弦の月の前後は陰影が濃くて、月面のクレータの様々な表情を楽しむには一番の見頃だと思う。
参考:
「ロッス」は、アイルランドの貴族で天文学者。
口径183cmの巨大反射望遠鏡を建造、星雲を観測して渦状構造を発見した人。
ふくろう星雲、かに星雲、あれい星雲など多くの星雲に命名した。
(ATLAS OF THE MOONより)