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『私のデジタル写真眼』

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2009年 09月 16日

ツクツクボウシ残酷物語・・・これが自然の摂理というものか

9月13日の日曜日、ヒガンバナを撮り終えてさて帰ろうかという時になって、聞こえて来たツクツクボウシの歌。
どの木かな?と鳴き声を頼りに探すんだけど・・・ツクツクボウシって翅が透明だし、胴体もね~
あの色が木肌に溶け込んでマア何とも居場所が特定出来なくて木の周りをグルグル廻って・・・
やっと、アっ!あそこか~と三脚に乗せたカメラまで戻ってイザ撮ろうとすると、もう分らなくなってしまい・・・
こんなことを何度か繰り返してやっとシャッターを切り始めようかとなったんだけど・・・
どうやら鳴きながらズリズリと下へ下へと移動しているんだった・・・。
で、何とかこんな姿勢で鳴いている所を撮れたんですが・・・
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なかなかキレイなセミですよね。小さくて可愛いんですが、マア兎に角見つけるのは容易ではありませんです。

さて、
その木に大きなミドリ色のカマキリがジっとしているのは分かっていたんだけど、カマキリはそっちのけで
ツクツクボウシを撮っていたんですが・・・
この子がね、そのカマキリの方に近付いて行くんですよね・・・。
それを見て・・・ア~っ!このままだと・・・ちょっとヤバイんじゃないの?と思いましたよ。
ツクツク君は分らなかったのかな~・・・
そしたらね・・・案の定・・・ア~あ・・・こんなことになっちゃったのでありますよ(涙)・・・
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何とも素早いカマキリの動き!アッと言う間の出来事でして・・・でも辛うじて・・・シャッター押していたんですね・・・。
日陰で暗くてSSが上がらないのでブレてます。
ツクツクは、ジっと鳴いたような、何も鳴く間も無くだったか・・・せめて翅をバタ付かせて逃げられなかったのか?・・
兎に角動くことも出来ずで、一巻の終わりだったのです。
ファインダー越しでしたが・・・凄まじいカマキリパワーに鳥肌が立ちましたね・・・。

で、こうなったらカマキリはどうするのか?ツクツクボウシはどうなってしまうのか?・・・
とことん見てやろうじゃないかと・・・

それで、ですが・・・ここから先は、ツクツクボウシ残酷物語になっちゃいそうで、
掲載をどうしようか?悩んだんですが・・・
やはりこういうのが自然の摂理なんだよね、ということもあるので、
ここから先は・・・そういう画像を見ても大丈夫、という方のみ限定ということにします・・・
かと言って見ないことには始まりませんけど・・・イヤ・・・やっぱり見ない方がいいかな?・・・



3.
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やっとピントが合いましたが、セミの頭と、翅は後の方を巨大な鎌でガッチリと・・・
ツクツクボウシの目が訴えているように見えるんですが、ゴメン!何も出来ないのよ~・・・。

4.
ここからちょっと長くなりますけど・・・
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ウワっ!左の頭部がもう・・・バリバリに齧ってますよ・・・。
翅に白い斑点があります・・・これはハラビロカマキリですね。
私は立つ位置を変えてます。色んな方向からと思って・・・。
カマキリはセミを捕まえた場所から少し移動しただけで、兎に角その場でバリバリと・・・。
非常に貪欲に見えました・・・。

5.
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ア~あ・・・脚だって、食ってますよ・・・捨てるかと思ったのに・・・。

6.
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ウ~ン・・・凄まじい食欲・・・。

7.
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正面に廻ったんですが、もう頭は・・・殆ど残って居らず・・・エグイ画になってしまった・・・

8.
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やおら移動を始めました。どうやら葉の茂っている細い枝の方へ・・・。私がしつこく傍に来てシャッター押してるのに嫌気したのか?・・・。
ガッチリ掴んで離しませんね。片手でヒョイです・・・。
スゴイ鎌です。こんな武器をカマキリに与えたのは誰だ?・・・なんて。

9.
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それ以上寄るでない!と睨まれてしまった・・・。得意げな顔してるじゃないか!

10.
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どうです、この顔!強大なアゴ!

11.
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更に深々と食い進むのです・・・。
ア~何と言う凄まじさ・・・。こんな事が人知れず毎日起きているんだろな・・・。
食物連鎖の厳しさをまざまざと感じて・・・。
でもな~・・・人間が一番・・・ピン刺し標本なんぞ見ると・・・人間のご都合主義もね~・・・ものすごく残酷かもね。
とっていいのは写真だけ・・・。

12.
在りし日のツクツクボウシに・・・合掌・・・m(_ _)m
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垣間見た昆虫の世界の凄まじい生存競争の現場だった。
これまでこんなシ~ンは見たこともなく・・・生涯忘れられない場面になりそうです。
カマキリもツクツクボウシもみんな一生懸命だった。感動をありがとう、です。

しかし・・・こういうのは画像整理していても、疲れます・・・。

こんなことを天は私に見せてどうしようと言うのだろう・・・。

☆今回の画は、
  BORG + D300と、
  #9~#11は105mmマイクロ + D200で撮ってます。

ここまで見ていただいて・・・感謝申し上げます。どうもありがとう!

by sdknz610 | 2009-09-16 20:51 | セミ | Trackback | Comments(12)
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Commented by okudigi at 2009-09-16 21:41
これはもう笑うしかありません。コメントが面白すぎる。
とどめに在りし日のツクさんが出てきたらもう焼香ですね。
あぁ、BORGが欲しい・・・。
Commented by tanuki_oyaji at 2009-09-16 21:53
佐渡 閑蔵さん、こんばんは~~♪
ツクツクボウシを見つけるのさえ私には難しいのですが、
これほどの壮絶なシ-ンを目撃することになろうとはね。
自然の刹那とはいえこれほどの凄まじさに驚きました。
それにしても恐るべしカマキリです。
Commented by sdknz610 at 2009-09-16 22:07
>okudijiさん、こんばんは! ハハ♪ イヤこれで悩んでましたからね~。
撮ったわいいけど跡が困ります。しかしこうやって昆虫達は・・・真面目に生きているんだったとあらためて♪
わが身を振り返ると、どうなん?・・・てことになるので深く考えないことに♪
BORG沼・・・抜けられなくなってもいいじゃあありませんか!
嵌ってしまった方がいっそ悩みは消えますですよ♪
軽くて、振り回せて、あれこれ組み合わせを四苦八苦するのも楽しいし、それで撮って見て楽しいし・・・楽しくなけければ写真じゃない!なんてね♪
Commented by sdknz610 at 2009-09-16 22:15
>tanuki_oyajiさん、こんばんは!こんな風に食ったり食われたりしてるんですね・・・。
目の前でやられちゃったからその場を動けなくなってしまいましたよ♪
金縛りならぬ鎌縛り?だったのかと♪
冗談言ってる場合かよ!と怒られそうですが・・・イヤー自然は偉大な教師ですね。何物にも変え難い貴重な勉強となりました・・・。
昆虫達にはウソ、隠し事は無いからね~そのまんまです♪
Commented by eshiori at 2009-09-16 22:37
凄まじいですね。どきどきします。
でもカマキリ達って案外ドンクサかったりするので、ここぞとばかりにしっかり食べておかないともたないと思うのです。
孵化した数の約100分の1しか次の世代を残すに至れないと聞きますし・・。
>こんなことを天は私に見せてどうしようと・・
ぐっと来るフレーズでした(^^)
Commented by sdknz610 at 2009-09-16 23:12
>eshioriさん、こんばんは!eshioriさんは大丈夫でしたね♪ 良かった~♪
カマキリの大きさにしてもこのセミ、デカイ!全部食べちゃうのか?・・・
食べられる時に食べるんじゃ~でしたね。
イヤ~将に天は見ているのかな~でしたね。どうすれば良かったのか?
イヤイヤありのままでいいのだよ!と・・。
ツクツクボウシに誘われて・・・カマキリワールド訪問になっちゃったかな。
大自然のドラマはほんの身近でもあるんだ、と言う事が良く分りましたです。
Commented by kimiko_shibata1 at 2009-09-17 05:43
おはようございます。
素晴らしく貴重な風景を拝見、ある種の感動を思います。
閑蔵さまの愛情あってのヒトコマ、ヒトコマですので、自然の中の出来事をしっかりと受け止めたいと思います。
どれくらいの間の事だったのでしょう?
カマキリ君も生きているのです。チャンスをものにできたのです。
きれいに完食、ヒトこそ見習わなくては・・・・
Commented by torapoe at 2009-09-17 12:30
あうう…。自然界は厳しいですね。こうして生きていかなければならないのですから。
以前、スズメが蝉を咥えているのを見た事があるのですが、カワイイ顔をしているだけにあれもちょっとショックでした。
カマキリは英語でpraying mantisというそうなのですが、あれは祈りの姿勢じゃなくてやっぱり鎌ですよね。
Commented by komorebi-sabo at 2009-09-17 14:53
見ないほうがいいかもと言われると、やっぱり見ちゃうのが人の常(笑)
すごい絵ですね~
写真からバリバリと音が聞こえてきそう(怖)
これが自然の摂理なんでしょうね。
Commented by sdknz610 at 2009-09-17 19:13
>shibata1さん、こんばんは!
どうもありがとうございます。
偶々こんな現場に遭遇しましたが、過酷な生存競争を目の当たりにして
何だか感動しましたね・・・。
こんな歳になって初めて見るカマキリパワーもスゴイものでした。
ツクツクボウシの儚さも・・・これが運命というものなのかな?と・・・
それほどセンチにもなっていませんです・・・。

セミを捕まえた時から#11まででは、30分とちょっと掛かってます。
もっと短かった印象でしたが、そんな時間を過ごしていたかと・・・♪

旺盛な食欲を満たすには、又次の日には狩りをしなくてはならないんですよね。
セミもカマキリも・・・大変なんですね。

私にとっては、こんな小さな疎林でも、大自然です♪
まだ見ぬドラマが一杯あるんでしょうね。もっと勉強しなくては、と思います。
Commented by sdknz610 at 2009-09-17 19:42
>torapoeさん、カマキリと言う日本語が正しいかな♪ 祈る人・・・じゃあないですよね。
鎧の下に隠したとんでもない飛び道具で・・・か弱いツクツクボウシをね~・・・。
でもこれこそが野生!ですよね。生きて行かねばなりませんから。
ツクツクボウシがこの木に子孫を残した後なのかは・・・分りませんでしたが、
何年か後には子供達が元気に出て来てくれるといいですけど・・・。
Commented by sdknz610 at 2009-09-17 19:49
>komo-saboさん、こんばんは!
見ていただいて・・・ありがとうございます。こんな画、大丈夫でしたか?
優しいkomo-saboさんには不適切だったかも・・・。
音まで聞いていただきましたか・・・♪ 実際はそんなバリバリなんていう音は全然しないんですけどね♪
見るからに貪欲なカマキリさんの生き様も凄かったです。
それにしても、極優しくて周りには何の迷惑を掛けないツクツクボウシの
儚い運命には、
悲しさを通り越して・・・次なる生命の誕生を祈るしかありませんです。
写真的には、こういう現場が何とか撮れていて・・・その意味では良かった~ですけど。
昆虫の世界も奥が深いな~です・・・。


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