『私のデジタル写真眼』:シモバシラ
2022-12-20T17:09:22+09:00
sdknz610
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大自然の芸術品を間近で見れた♪・・・シモバシラって、凄いぞ!
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2022-12-20T15:45:00+09:00
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2022-12-20T15:31:18+09:00
sdknz610
シモバシラ
2022.12.19 10:45
赤城自然園、ヤマツツジの小径への途中で、何やら白い綿?みたいなものが散在してる場所が足元に・・・。
何だろ?と、よくよく見れば・・・あ~! もしかシモバシラか?!
ピンポーン♪ だった。近くに表示板があったじゃん! 気が付かなかったわ(^^;
画像に〇印したのが、シモバシラです。
このままだと何だか良く分からないので、クローズアップしたのを⇩
シモバシラ・・・
・紫蘇(しそ)科。
・学名は、Keiskea japonica
Keiskea : シモバシラ属 (japonicaだったのね♪)
Keiskea は、明治時代の日本の本草学者「伊藤圭介さん」の名前にちなむ由。
さて・・・この白いモノは・・・
どうやって出来るのか?不思議でならないので、ネットで調べてみたんサ(^^;
以下、「季節の花300」というサイトの説明がとても分かり易いので、
少し端折ってですが、ご紹介します。
(1) 茎の部分が枯れているとき秋や初冬などに、茎部分が枯れて、
茎がパサパサになって、裂け目が出来てから
(2) 気温が氷点下ぐらいにまで下がった早朝に、
(気温が低くなると、水は外気に触れるつど、夜の間に少しずつ凍っていく)
(3) 雨や雪が降っていないとき。
(4) 強い風が吹いていないとき
これらの条件がそろうと、茎に吸い上げられた水分が
茎のちょっとした割れ目からはみ出して、外気に触れて「氷」になり、
それが横方向に少しずつ「押し出されて」広がり、
茎に「氷の花」が咲いているように見える。
シモバシラ現象は、茎の裂け目が小さい頃には茎の上の方まで伸びて
30~50cmぐらいの高さになることもあるが、
茎の裂け目が大きくなると、水は茎の上の方には登れなくなり、
茎の根元近くの裂け目から横方向を中心に広がって凍るようになる。
夜、長時間氷点下の気温が続くと、横方向への押し出し時間も長くなり、
その場合、氷の結晶も、左右に長く展開された、複雑で美しい姿となる。
長いもの、短いもの、くねっと曲がってるものなど、氷の結晶の形は、
驚きのアート! 大自然の芸術品!♪
なお、この「氷の結晶」現象は、気温が上がると昼頃までには全て溶けてしまう。
日が直接当たるともっと早く溶けてしまう。
ただし、山の北側斜面など、日中も気温がずーっと低く、日も当たらない場合には
氷が溶けずに残り続けることもあり、その場合、気象等の条件が揃えば、
前日の結晶が押し出されて横に伸びる、ということを何日も繰り返すことで
ピカピカの氷が節目をもってくねくねと連なった、摩訶不思議な形になることがある。
と、まあ何とも不思議なとてつもなくレアな現象に出会えて、うれしかったのであります♪
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